10・14 wed 魔女の絵本
どうも。気が付いたらブログを二か月放置しており、青くなった夕凪です。
完っ璧に広告出とるやん。
いやー、すみません。最近マジで忙しくて、寝る時間さえ削ってる日々だったんですよ。このブログの左側にもTwitterとの連動がありますが、見ていただければお分かりかなーと。
とはいえ、いつまでも放置ではやばいですし、隙を見つけて遊んだりはしています。その「隙」が丸三日なかったりと、死にまくってはおりますが。
あ、あと半年だ、来年の三月、春期講習まで逃げ切れば……
さて。
その「隙を見つけて」遊んでいるわけですが、なんとか短編を一本ねじり込みました。「さくらんぼの夢現」と合わせ、サイト「赤い氷」にも掲載しておかねばと思うんですが、マジで時間がなさすぎる。塾講師ってこんなに死ぬものなのか。
作ったものは「魔女の絵本」。展開がおかしくなっていた絵本の中に飛び込んで、おかしくなった原因を解決するという物語です。代表作「魔法使いの夢現」や、短編「さくらんぼの夢現」とはがらりと変わった短編です。なんでも「マップ一つでゲームを作る」という企画だったらしく、これなら時間なくても行けるじゃん、と、短い時間を継ぎ合わせ継ぎ合わせ制作しました。従来通り、アドベンチャーパートとRPGパートに分かれていますが、実は同一マップ上で処理しています。マップ左上の部分を空白にして、そこにピクチャで背景と立ち絵を貼り付けて処理しております、ハイ。
「マップ一つ」という制約上、展開は極めてシンプルに。ストーリーラインもシンプルに。絵本の中に飛び込む(つまり、フィールドが子供向けの絵本)という設定上、登場する敵も「おおねずみ」「おばけ」「わるもの」など、ものすごくシンプルに仕上げました。何度か実況もしていただいたようですが(本当にありがとうございます。この場をお借りし、深く感謝を申し上げます)、さすがに「わるもの」は直球過ぎて笑い(苦笑?)を誘っていた。
そのうちサイトでも掲載しなければーと思いつつ、不詳私夕凪雪は、どうにかこうにか首の皮一枚で生きています。
以上、ちょっとした新作紹介でした。30分~1時間もあれば終わるので、よろしければちょっとした時間つぶしにプレイしてみてくださいね。
アメさん
いや、ブラックっす。マジでブラックっす。ってゆーか日本は働きすぎじゃ、わははははは(乾笑)
完っ璧に広告出とるやん。
いやー、すみません。最近マジで忙しくて、寝る時間さえ削ってる日々だったんですよ。このブログの左側にもTwitterとの連動がありますが、見ていただければお分かりかなーと。
とはいえ、いつまでも放置ではやばいですし、隙を見つけて遊んだりはしています。その「隙」が丸三日なかったりと、死にまくってはおりますが。
あ、あと半年だ、来年の三月、春期講習まで逃げ切れば……
さて。
その「隙を見つけて」遊んでいるわけですが、なんとか短編を一本ねじり込みました。「さくらんぼの夢現」と合わせ、サイト「赤い氷」にも掲載しておかねばと思うんですが、マジで時間がなさすぎる。塾講師ってこんなに死ぬものなのか。
作ったものは「魔女の絵本」。展開がおかしくなっていた絵本の中に飛び込んで、おかしくなった原因を解決するという物語です。代表作「魔法使いの夢現」や、短編「さくらんぼの夢現」とはがらりと変わった短編です。なんでも「マップ一つでゲームを作る」という企画だったらしく、これなら時間なくても行けるじゃん、と、短い時間を継ぎ合わせ継ぎ合わせ制作しました。従来通り、アドベンチャーパートとRPGパートに分かれていますが、実は同一マップ上で処理しています。マップ左上の部分を空白にして、そこにピクチャで背景と立ち絵を貼り付けて処理しております、ハイ。
「マップ一つ」という制約上、展開は極めてシンプルに。ストーリーラインもシンプルに。絵本の中に飛び込む(つまり、フィールドが子供向けの絵本)という設定上、登場する敵も「おおねずみ」「おばけ」「わるもの」など、ものすごくシンプルに仕上げました。何度か実況もしていただいたようですが(本当にありがとうございます。この場をお借りし、深く感謝を申し上げます)、さすがに「わるもの」は直球過ぎて笑い(苦笑?)を誘っていた。
そのうちサイトでも掲載しなければーと思いつつ、不詳私夕凪雪は、どうにかこうにか首の皮一枚で生きています。
以上、ちょっとした新作紹介でした。30分~1時間もあれば終わるので、よろしければちょっとした時間つぶしにプレイしてみてくださいね。
アメさん
いや、ブラックっす。マジでブラックっす。ってゆーか日本は働きすぎじゃ、わははははは(乾笑)
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8・12 wed 剣と魔法と学園と、verR-……
どうも。お盆休みでたまった疲れをいやす夕凪です。
あー、明日から実家帰りかよ、ちくしょー。家帰りたくねー。
さて。
ぼろっぼろになりつつ、何とか休みを迎えた今、今日はすでに折り返し地点です。んで、一日目はひたすらぐーたらしまくりましたが、二日目以降はそうもいかず。相変わらず教材研究と格闘しつつのお盆休みを過ごしています。休めたような休めてないような、ちょっと不思議な気分ですが、それはともかく。
そんなわけで、盆休みの半分は教材研究で消えているわけですが、残りの半分はとあるゲームに消えています。
で、速攻隔離します。
雨さん
ごめんなさい、かんっぜんにほったらかしてました。
うーむむ、代休とかもらえないものですかねぇ。
あー、明日から実家帰りかよ、ちくしょー。家帰りたくねー。
さて。
ぼろっぼろになりつつ、何とか休みを迎えた今、今日はすでに折り返し地点です。んで、一日目はひたすらぐーたらしまくりましたが、二日目以降はそうもいかず。相変わらず教材研究と格闘しつつのお盆休みを過ごしています。休めたような休めてないような、ちょっと不思議な気分ですが、それはともかく。
そんなわけで、盆休みの半分は教材研究で消えているわけですが、残りの半分はとあるゲームに消えています。
で、速攻隔離します。
雨さん
ごめんなさい、かんっぜんにほったらかしてました。
うーむむ、代休とかもらえないものですかねぇ。
6・24 wed 最近の日常
どうも。3週間連続で週休をつぶされかけ(2週目・6月10日は実家帰りをしていたため物理的に出勤不能だったものの、前後の水曜はつぶされた)、今日という今日は休もうと心に決めた夕凪です。
で、実際休みました。いやー、休んだ休んだ。昨日は遅くまでゲームやって、今日は朝からネットサーフィン・フリーゲーム・実況閲覧・お昼寝と、マジで一日中ぐーたら過ごしておりました。
もっとも、明日からはまた仕事や教材研究、研修準備、その他もろもろに追いかけられ、行き着く暇もない日常が再開されるのですが、今日一日くらいは休んでもよかろう的な感じで。
つーか今日一日休んだだけで割とピンチに落ちているところもあるような気もするのですが、さすがにエンジン切れがやばいので、ハイ。どうせ1時間しかない研修のものだし、そもそもその範囲は実際に授業で受け持たないしで、明日の朝にでも研修用にぱぱっとやって終わらせます。ちなみに明日受け持つ授業の準備自体は万全の体制が整えられておりますね。それに関しては一切妥協をいたしません。俺の体調がどうあれ生徒は来るわけですしね。
それにしても、魔法使いの夢現といいさくらんぼの夢現といい、いろんな方に愛されてうれしい限りです。本編・魔法使いのほうは先日ダウンロード数1000を記録し、さくらんぼの夢現も事実上製作期間一か月という企画に提出した割にはそれなりに愛されているようで、本当に頭が下がります。掲示板のほうにもいくつも感想をいただいて、魔法使いのほうは魔熊様が昨年12月に生放送で実況してくださったほか、ペル様、ヨードラ様に実況をいただき(ペル様は先日なぜか動画を取り消されてしまわれた。惜しい、どうしてだ……)、さくらんぼのほうも虎。様に実況をいただいているという、本当に本当に感謝で頭が下がります。
現在は、さくらんぼの夢現に登場するヒロイン、フェーネの物語を製作中です。主人公はヴェティルという剣使いで、大まかな構想も出来上がっています。
ま、どうぞ気長にお待ちください。
ヤカン様
その発言は、うん。まあ、うん。俺の高校生時代をよーく分かっているお方だな?(笑)
で、実際休みました。いやー、休んだ休んだ。昨日は遅くまでゲームやって、今日は朝からネットサーフィン・フリーゲーム・実況閲覧・お昼寝と、マジで一日中ぐーたら過ごしておりました。
もっとも、明日からはまた仕事や教材研究、研修準備、その他もろもろに追いかけられ、行き着く暇もない日常が再開されるのですが、今日一日くらいは休んでもよかろう的な感じで。
つーか今日一日休んだだけで割とピンチに落ちているところもあるような気もするのですが、さすがにエンジン切れがやばいので、ハイ。どうせ1時間しかない研修のものだし、そもそもその範囲は実際に授業で受け持たないしで、明日の朝にでも研修用にぱぱっとやって終わらせます。ちなみに明日受け持つ授業の準備自体は万全の体制が整えられておりますね。それに関しては一切妥協をいたしません。俺の体調がどうあれ生徒は来るわけですしね。
それにしても、魔法使いの夢現といいさくらんぼの夢現といい、いろんな方に愛されてうれしい限りです。本編・魔法使いのほうは先日ダウンロード数1000を記録し、さくらんぼの夢現も事実上製作期間一か月という企画に提出した割にはそれなりに愛されているようで、本当に頭が下がります。掲示板のほうにもいくつも感想をいただいて、魔法使いのほうは魔熊様が昨年12月に生放送で実況してくださったほか、ペル様、ヨードラ様に実況をいただき(ペル様は先日なぜか動画を取り消されてしまわれた。惜しい、どうしてだ……)、さくらんぼのほうも虎。様に実況をいただいているという、本当に本当に感謝で頭が下がります。
現在は、さくらんぼの夢現に登場するヒロイン、フェーネの物語を製作中です。主人公はヴェティルという剣使いで、大まかな構想も出来上がっています。
ま、どうぞ気長にお待ちください。
ヤカン様
その発言は、うん。まあ、うん。俺の高校生時代をよーく分かっているお方だな?(笑)
6・10 wed まだまだまだまだ生きとるわ!
どうも。お久しぶりです、夕凪雪でございます。
なんか申し訳ありません、かんっぜんにブログを放置していて、訪問してくださる皆様方には本当に申し訳ないレベルでした。
一応、生きてます。あれから社会人になりまして、まあ休みのないことないこと。まだ笑って済ませられるレベルなので、愚痴は言いません。ええ、久しぶりに更新するのに言いませんとも。
さて。
不肖私夕凪雪のゲーム製作スタイルは、アドベンチャーとRPGを組み合わせた作品です。看板とする作品は「魔法使いの夢現(特設ページはこちら)」ですが、先日ふりーむさんが主催していらっしゃる「フリーゲームクエスト」なんてものがあると、月あかりさんから紹介を受け。この休みのないのにだいぶ無茶して「さくらんぼの夢現」なるゲームを作り上げるという暴挙をやらかしました。
「魔法使いの夢現」本編から二年前のお話で、セナとミミィの二人とは出会ってすらいません。トウヤとゴーズの二人旅に、製作中の次回作「赤翼に映える桜色」のヒロイン・フェーネを加えた三人が受けた、ちょっとした依頼のお話です。「魔法使いの夢現」が本編、「さくらんぼの夢現」は亜流というか、外伝です(ちなみに、両物語に互いのネタバレは一切ございません)。「魔法使いの夢現」がガッツリ物語に焦点を当てた、シナリオ重視の長編であるとするならば、「さくらんぼの夢現」はRPGに少し傾けた、さくっとした短編です。
要するに、「魔法使いの夢現」は本当にストーリー重視で、キャラクター設定も深く掘り下げ、アドベンチャーパートもかなり長い物語。その一方、「さくらんぼの夢現」はアドベンチャーパートもだいぶ細切れになって、テンポよく進んでいく話です。
とまあ、生きてますよとご報告を。大丈夫です、まだまだ私は死にません。ちょこちょこ見にきておりますので、これまで通り、接してやってくださいませ。
ではでは、今日はそんなところで。
ねら様
お返事が遅くなって申し訳ございません。
彼らの物語ですが、ほかには「世暁」の朝来みきひさ姉さんとの共作「渓谷の町」や、世暁様15周年を記念してお渡しした「鏡面翻弄」などがございます。本編完結後になってしまいますので、少し話が飛んでしまいますが、ご容赦くださいませ。後は「即興小説トレーニング」などで「ベルド」「ヒオリ」の二人の名前を入れて検索するとちょこちょこ出てくるかと思われます。
なんか申し訳ありません、かんっぜんにブログを放置していて、訪問してくださる皆様方には本当に申し訳ないレベルでした。
一応、生きてます。あれから社会人になりまして、まあ休みのないことないこと。まだ笑って済ませられるレベルなので、愚痴は言いません。ええ、久しぶりに更新するのに言いませんとも。
さて。
不肖私夕凪雪のゲーム製作スタイルは、アドベンチャーとRPGを組み合わせた作品です。看板とする作品は「魔法使いの夢現(特設ページはこちら)」ですが、先日ふりーむさんが主催していらっしゃる「フリーゲームクエスト」なんてものがあると、月あかりさんから紹介を受け。この休みのないのにだいぶ無茶して「さくらんぼの夢現」なるゲームを作り上げるという暴挙をやらかしました。
「魔法使いの夢現」本編から二年前のお話で、セナとミミィの二人とは出会ってすらいません。トウヤとゴーズの二人旅に、製作中の次回作「赤翼に映える桜色」のヒロイン・フェーネを加えた三人が受けた、ちょっとした依頼のお話です。「魔法使いの夢現」が本編、「さくらんぼの夢現」は亜流というか、外伝です(ちなみに、両物語に互いのネタバレは一切ございません)。「魔法使いの夢現」がガッツリ物語に焦点を当てた、シナリオ重視の長編であるとするならば、「さくらんぼの夢現」はRPGに少し傾けた、さくっとした短編です。
要するに、「魔法使いの夢現」は本当にストーリー重視で、キャラクター設定も深く掘り下げ、アドベンチャーパートもかなり長い物語。その一方、「さくらんぼの夢現」はアドベンチャーパートもだいぶ細切れになって、テンポよく進んでいく話です。
とまあ、生きてますよとご報告を。大丈夫です、まだまだ私は死にません。ちょこちょこ見にきておりますので、これまで通り、接してやってくださいませ。
ではでは、今日はそんなところで。
ねら様
お返事が遅くなって申し訳ございません。
彼らの物語ですが、ほかには「世暁」の朝来みきひさ姉さんとの共作「渓谷の町」や、世暁様15周年を記念してお渡しした「鏡面翻弄」などがございます。本編完結後になってしまいますので、少し話が飛んでしまいますが、ご容赦くださいませ。後は「即興小説トレーニング」などで「ベルド」「ヒオリ」の二人の名前を入れて検索するとちょこちょこ出てくるかと思われます。
2・28 sat ミスった即興
どうも。せめて最後には更新しなければと思う夕凪です。
いえ、すみません。最近どーもネタがですね(笑)
基本的に学生最後の休みだとぐーたらぐーたらしているのですが、それも後たったの一月です。きっとこれからは、そう簡単に休めなくなるのであろうなぁ。
さて。
最近再び、即興小説トレーニングに手を出しております。今回はTwitterアカウントを持っているので、ちゃんと「夕凪雪」の名義で登録されているのですが(今までは匿名でやっていた。その頃の小説は「ベルド」「ヒオリ」あたりをキーワードに打ち込んで検索すれば出てくるはずです)、これをやっていたとき、向こう側の設定変更に気付かないまま、大ポカをしてしまったことがありまして。
というのも、私のPCで直接フォームに打ち込むと、何故か反映されるのがやたらと遅く。そのため、メモ帳とかに打ち込んでからコピー&ペーストしているんですね。というわけで、いわゆる「間に合わなかった」場合、本当に0字のこともあるのです。で、今まで間に合わなかったことはなかった(というか、1分切ると間に合わせる)のですが、その設定変更のせいで時間を見誤り、ポカをやらかすという大失態を犯してしまいました。
しかし、そのまま埋もれさせてしまうのも惜しいので、ここにて公開いたしましょう。制限時間は15分、テーマは「左の土地」です。15分で挑んだ即興小説なので、推敲もへったくれもしていません(つか、できません)。よって、文章力はガタ落ち状態ですが、ご容赦ください。
と、いうわけで。
タイトル・土地調査の依頼
テーマ・左の土地
制限時間・15分
「――はい、かしこまりました。どこまで出来るかはわかりませんが、全力を尽くさせていただきます」
「うむ、期待しておるぞ」
いまいち自信のない言葉だが、こればっかりは仕方がない。こんな依頼など正直受けた経験はなく、そしておそらく、この先もそう出会う依頼ではないだろう。
この魔術研究が趣味の富豪から寄せられた依頼は、新しく土地を買いたいのだが、どちらのほうが得なのかを判断して欲しいというものだった。
提示された図面は二つ。左の図面に書かれた土地は、森の入り口近くの土地。右の図面に書かれた土地は、少々奥に行った土地。左の土地は、魔物も少なく日当たりもいい。右の土地は、魔物の数が若干増え、日当たりも左の土地に比べてあまりよくない。本来ならば問答無用で左を選ぶわけなのだが、今回は少々事情が違った。
なんでもこの富豪の人は、この土地を魔術の研究用に使いたいらしく、右の図面に記された土地は、魔力の力場ともなっているのだ。そうなると、一概に左を選ぶわけにも行かなくなる。要は(主に魔物の)リスクと、得られるリターンのどちらを選ぶか、日ごろ魔物と戦う機会も多い冒険者の目線から判断して欲しいという依頼だった。
別にそれ自体は構わない。魔物に襲われるリスク云々を測るには、俺ら冒険者はまさしく適していると言ってもいいだろう。しかし問題は、そこに別荘でも建てて研究するならば、建築学に詳しいものも雇ったほうがいいのではないかと思えて仕方がないのである。話しぶりからするに、資金をケチるような人ではなさそうなのだが……いやしかし、この場所まで徒歩で日帰り往復なんてできないぞ?
――とは、いったものの。
「では、念のため条件を確認させていただきます」
寄せられた依頼を果たすのが冒険者というものであり、今回建築の話は出てきているわけではない。俺らがこれ以上踏み込むのは、冒険者としての依頼の範疇を逸脱している。兎にも角にも、与えられた依頼を果たすまでだ。
この距離ならば、往復は三日。諸々見ても、五日あれば十分だ。その旨を依頼人の方に伝え、俺らは屋敷を後にする。
「さて、それじゃあ、どっちの土地から見るかだが……」
対象となる土地は二箇所。左の図面に描かれた土地か、右の図面に描かれた土地か。
まぁ、とはいっても……
「左の土地が確定だな」
「そうだね。右の土地に行くまでに、通るもんね」
「だな」
で、決めかねたり怪しかったりすれば、帰るときにまた左の土地を見ればいい。買い物なら遠いところから先に行くが、こういう場合は近いところからが無難だろう。
「じゃ、行きますか」
地図を丸めて。とりあえず、物資を整えに歩き出した。
……以上、です。やはり、推敲していないと文章力は落ちてしまいますね。こういうタイプの小説挑戦も大好きですが、ちょっと公開するのは恥ずかしいような気もします。
でもまあ、埋もれさせるよりはいいか、うん。そーだよな、うん。うん。
いえ、すみません。最近どーもネタがですね(笑)
基本的に学生最後の休みだとぐーたらぐーたらしているのですが、それも後たったの一月です。きっとこれからは、そう簡単に休めなくなるのであろうなぁ。
さて。
最近再び、即興小説トレーニングに手を出しております。今回はTwitterアカウントを持っているので、ちゃんと「夕凪雪」の名義で登録されているのですが(今までは匿名でやっていた。その頃の小説は「ベルド」「ヒオリ」あたりをキーワードに打ち込んで検索すれば出てくるはずです)、これをやっていたとき、向こう側の設定変更に気付かないまま、大ポカをしてしまったことがありまして。
というのも、私のPCで直接フォームに打ち込むと、何故か反映されるのがやたらと遅く。そのため、メモ帳とかに打ち込んでからコピー&ペーストしているんですね。というわけで、いわゆる「間に合わなかった」場合、本当に0字のこともあるのです。で、今まで間に合わなかったことはなかった(というか、1分切ると間に合わせる)のですが、その設定変更のせいで時間を見誤り、ポカをやらかすという大失態を犯してしまいました。
しかし、そのまま埋もれさせてしまうのも惜しいので、ここにて公開いたしましょう。制限時間は15分、テーマは「左の土地」です。15分で挑んだ即興小説なので、推敲もへったくれもしていません(つか、できません)。よって、文章力はガタ落ち状態ですが、ご容赦ください。
と、いうわけで。
タイトル・土地調査の依頼
テーマ・左の土地
制限時間・15分
「――はい、かしこまりました。どこまで出来るかはわかりませんが、全力を尽くさせていただきます」
「うむ、期待しておるぞ」
いまいち自信のない言葉だが、こればっかりは仕方がない。こんな依頼など正直受けた経験はなく、そしておそらく、この先もそう出会う依頼ではないだろう。
この魔術研究が趣味の富豪から寄せられた依頼は、新しく土地を買いたいのだが、どちらのほうが得なのかを判断して欲しいというものだった。
提示された図面は二つ。左の図面に書かれた土地は、森の入り口近くの土地。右の図面に書かれた土地は、少々奥に行った土地。左の土地は、魔物も少なく日当たりもいい。右の土地は、魔物の数が若干増え、日当たりも左の土地に比べてあまりよくない。本来ならば問答無用で左を選ぶわけなのだが、今回は少々事情が違った。
なんでもこの富豪の人は、この土地を魔術の研究用に使いたいらしく、右の図面に記された土地は、魔力の力場ともなっているのだ。そうなると、一概に左を選ぶわけにも行かなくなる。要は(主に魔物の)リスクと、得られるリターンのどちらを選ぶか、日ごろ魔物と戦う機会も多い冒険者の目線から判断して欲しいという依頼だった。
別にそれ自体は構わない。魔物に襲われるリスク云々を測るには、俺ら冒険者はまさしく適していると言ってもいいだろう。しかし問題は、そこに別荘でも建てて研究するならば、建築学に詳しいものも雇ったほうがいいのではないかと思えて仕方がないのである。話しぶりからするに、資金をケチるような人ではなさそうなのだが……いやしかし、この場所まで徒歩で日帰り往復なんてできないぞ?
――とは、いったものの。
「では、念のため条件を確認させていただきます」
寄せられた依頼を果たすのが冒険者というものであり、今回建築の話は出てきているわけではない。俺らがこれ以上踏み込むのは、冒険者としての依頼の範疇を逸脱している。兎にも角にも、与えられた依頼を果たすまでだ。
この距離ならば、往復は三日。諸々見ても、五日あれば十分だ。その旨を依頼人の方に伝え、俺らは屋敷を後にする。
「さて、それじゃあ、どっちの土地から見るかだが……」
対象となる土地は二箇所。左の図面に描かれた土地か、右の図面に描かれた土地か。
まぁ、とはいっても……
「左の土地が確定だな」
「そうだね。右の土地に行くまでに、通るもんね」
「だな」
で、決めかねたり怪しかったりすれば、帰るときにまた左の土地を見ればいい。買い物なら遠いところから先に行くが、こういう場合は近いところからが無難だろう。
「じゃ、行きますか」
地図を丸めて。とりあえず、物資を整えに歩き出した。
……以上、です。やはり、推敲していないと文章力は落ちてしまいますね。こういうタイプの小説挑戦も大好きですが、ちょっと公開するのは恥ずかしいような気もします。
でもまあ、埋もれさせるよりはいいか、うん。そーだよな、うん。うん。